Q:
記事広告にならないケースを教えてください。
A:
まず「読者が読みたくないもの」を記事広告にすること自体がありえません。読者が一番許せないのは「ウソをついている記事広告」です。つまり、価値がないものに価値があると言い、役に立たないものを役に立つと言い、実現できないものを実現できると言うものです。世の中には詐欺的な記事広告も多く出回っていますが、そんなものは誰も読みたくない。商売の基本である「信用」も毀損します。
例えば、雑誌の特集は大きく分けると「本当の特集記事」と「全部広告の特集記事」があります。この「全部広告の特集記事」はファッション誌でよく見られましたが、徐々に読者が雑誌を信用しなくなり、崩壊しました。こうやって過去の歴史を見ると、売るために人をだますやり方、信用を毀損するやり方は、いずれ消えていきます。
知的好奇心を満たせるか、情報が役に立つか、そういう方向でしか記事広告に未来はないと考えています。