Q:
GIGAZINEの記事広告って、どういうものをイメージすればいいんですか?
A:
GIGAZINEの記事広告は「その商品について隅から隅まで知ることができる特集記事」というイメージです。ただしGIGAZINEは雑誌と違い「誌面の面積」という制限がなく、文字数の制限もありません。そしてオンラインショッピングサイトのように、ページ内にURLを貼って、「商品を売る」ことが可能です。

Q:
「広告を出そう」と思った時にはバナー画像を使ったディスプレイ広告・バナー広告という選択肢もありますが、そういったものではなくむしろ「これは記事広告向き」というものはありますか?
A:
記事広告に向いているのは、バナー広告では表現できないケース。例えば、スペックが優れているわけではないが、「ここにこういうデザインがあることで使いやすいんです!」といった「こだわり」がある時です。
iPhoneはスペックからいったら「最も優れているスマートフォン」というわけではありませんが、「使いやすいんですよ」「あなたのライフスタイルが一変しますよ」という、「物語」を作り出すだけのポイントがあります。要するに、ストーリーテリングが可能な商品は、記事広告に向いています。

ただし、しっかりとした「物語」が既にあるにも関わらず、その物語が「開発者」や「社内の従業員」だけしか知らない、という気付かれず埋もれてしまっているという実にもったいないケースが本当に多々あります。外から客観的に見るととてもスゴいことなのに、「自分たちにとっては当たり前」すぎて気づいてなかったり、はっきりと言語化されて共有されていなかったりするのが原因です。なので、GIGAZINEの記事広告の発注はまずそういう強みを本当に理解しているのか、端から見たときの強みが実は分かっていないのではないか?という下調べから始めます。
Q:
ぱっとイメージできないんですが、具体的にはどういうことですか?
A:
例えば、ソフトウェアの開発者がこだわりをもって「あの機能もこの機能も必要だ」と追加していった結果、便利な機能がてんこもりであるにも関わらず、「このてんこもりパックをどうやってアピールすればいいのか分からない」「このすごさを解説するには100万時間いるのでは?」という状態になることがあります。こういうものこそ、GIGAZINEの記事広告向きです。
というのも、普段からGIGAZINEの記事を読んでいる常連読者であればよくよく理解していることですが、GIGAZINEは複雑怪奇なものを分かりやすく、できるだけ平易な表現で、言語化することに特化しています。実際にそういうテキスト・文章を書いたことのある人ならばわかるのですが、簡単な言葉でできるだけ平易に書くというのは難しいものです。GIGAZINEの記事広告は、普段から記事を作っている編集部員が担当するので、「記事化する能力」は最初から完璧に保証されているということです。そういう能力があるという自負のもと、作成されています。
Q:
なるほど。そのほかに「特にオススメのケース」はありますか?
A:
他の媒体だと掲載された記事が期間経過後に削除されることがありますが、GIGAZINEの場合、一度記事広告が掲載されると、基本的に「未来永劫」記事が載り続けます。
なので、少し古い言い方ですが、ロングテールのやり方と非常に相性がいい。月額課金型のサービスだと、1日1申し込みでも1年、10年と続けば大きな差になり、余裕でペイできます。こういうサービス・アプリなどはすごくGIGAZINEの記事広告に向いています。「入口」を作り続けることができるので。

同じ理屈で、「定番商品」や、これから定番にしたい商品も向いています。あと、定番商品のイメージを覆さなければならない時も、ストーリーテリングが必要になり、バナー広告では難しいので、記事広告に向いています。