Googleの「プライバシーサンドボックス」とは何かまとめ、現状・変更点・問題点など徹底解説

◆プライバシーサンドボックスを一言で言うと?
プライバシーサンドボックスは、Googleが提案する、Cookieを利用したデジタル広告に代わる新しい広告の仕組みのことを言います。

Googleが提案を行ったのは2019年8月のことで、Google ChromeでサードパーティーCookieのサポートが廃止される2022年には、その内容が固まると考えられています。

これまでにプライバシーサンドボックスでは、以下のように内容が議論されています。

Googleはどのような「Cookieなしの広告システム」を作ろうとしているのか? | GIGAZINE.BIZ

◆プライバシーサンドボックスの具体的な仕組みとは?
2021年4月時点では以下のAPIが新しい広告の仕組みの候補となっています。

FLoC
TURTLEDOVE
FLEDGE

プライバシーボックスの中でも特に現実味を帯びてきているのが「FLoC」というAPIです。

FLoCとは何ですか? | GIGAZINE.BIZ

FLoCがどのように動作するのかという詳細な仕組みは以下から読むことができます。

Googleの新しい広告システム「FLoC」はどのような仕組みで動作するのか? | GIGAZINE.BIZ

FLoCに関しては2021年3月末にGoogle Chromeでのテストも開始しました。

また、ターゲティング広告に必要なユーザーデータをサーバーではなく「ブラウザに置く」というアイデアから生まれたのがTURTLEDOVE。

TURTLEDOVEとは何ですか? | GIGAZINE.BIZ

ただし、 TURTLEDOVEはGoogleが開発するブラウザであるGoogle Chromeにユーザーの興味・関心データが置かれることから、「Google Chromeへの依存が増す」「ブラックボックス化してしまう」という指摘がありました。ここから、広告システムに外部の「信頼されたサーバー」を関係させるという案が生まれました。これがFLEDGEです。

FLEDGEとは何ですか? | GIGAZINE.BIZ

◆プライバシーサンドボックスの懸念点
一方で、Googleがブラウザを中心とした新しい広告の仕組みを作ることで、デジタル広告市場がさらにGoogleに独占されてしまうのではないかという懸念も高まっています。電子フロンティア団体は、FLoCの目的はプライバシーの向上であるにも関わらず、個人情報を追跡する側に多くの情報を提供することが考えられると指摘しました。



また2021年3月19日には、プライバシーサンドボックスについて独占禁止法違反疑いの調査が開始されたと報じられました。

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