FLoCとは何ですか?

FLoCとは、Googleが提案するCookieに変わる広告の仕組み・プライバシーサンドボックスの中で議論されているAPIの1つを言います。

プライバシーサンドボックスはオープンイニシアチブであるため、FLoCがどんなものなのかは、以下のGitHubページで公開されています。

GitHub – WICG/floc: FLoC
https://github.com/WICG/floc/pulse

FLoCはFederated Learning of Cohorts(連合学習のコホート)の略語であり、機械学習アルゴリズムを使用してウェブサイトを訪れたユーザーのデータを分析し、何千人ものユーザーからなるコホートを作成するというもの。個人の興味・関心を追跡する行為はプライバシー侵害の観点から懸念されますが、FLoCでは個人ではなくコホートの行動を観察するため、プライバシー侵害につながらないと考えられています。

一般的に、広告は以下の3つの情報を組み合わせて表示されますが、FLoCは(2)におけるターゲティングのために利用されるもの。

(1)ファーストパーティーCookieおよびコンテンツの情報
(2)何に興味を持つ人が広告を見るかといった一般的な情報
(3)ユーザーの取った特定の行動

なお、(3)については、TURTLEDOVEあるいはFLEDGEといった方法で実施可能であると考えられています。

Google Chrome 89のベータ版ではFLoCの機能搭載が確認されており、Google Chrome 89の正式リリースに伴いテストがスタートするとみられています。

さらに詳しいFLoCの仕組みは、以下から読むことが可能です。

Googleの新しい広告システム「FLoC」はどのような仕組みで動作するのか? | GIGAZINE.BIZ

また、プライバシーサンドボックスの中でFLoCと共に議論されているのが、TURTLEDOVEやFLEDGEというAPIです。 TURTLEDOVEについては以下から。

TURTLEDOVEとは何ですか? | GIGAZINE.BIZ

FLEDGEについては以下から読むことができます。

FLEDGEとは何ですか? | GIGAZINE.BIZ

Googleが一体何をしようとしているのかという目的の詳細、開発の経緯については、以下で解説されています。

Googleはどのような「Cookieなしの広告システム」を作ろうとしているのか? | GIGAZINE.BIZ

また、Googleが提案するプライバシーサンドボックスとは別で開発されているターゲティング広告の手法が、Unified IDと呼ばれるもの。何がどう違うのかは以下から読むことが可能です。

Unified ID 2.0、Unified IDとは?CookieやGoogleの「プライバシーサンドボックス」との関係・違いを解説 | GIGAZINE.BIZ

Unified IDもFLoCも、程度に差があれど目的は「サードパーティーCookieの代わりに使える」「ユーザーを興味・関心ごとに分類すること」です。同様の目的で「フィンガープリント」と呼ばれるものも注目されています。

Cookieなしでもユーザーを識別可能な「フィンガープリント」とは何か? | GIGAZINE.BIZ

また上記のようなプログラマティック広告とは別に、コンテンツを通してユーザーに製品について深く理解してもらい、共感を得てから製品ページに誘導を行うのが記事広告です。GIGAZINEでも記事広告を行っており、以下から詳細情報をゲットできます。

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