カテゴリーアーカイブ: マーケティング

Google検索11月のコアアップデートではどのような変化が見られたのか?

Googleは年に数回、Google検索のアルゴリズムとシステムに大きな変更を及ぼす「コアアップデート」を実施しています。2021年11月17日にもコアアップデートが発表されており、アップデートから1週間が経過した時点でデータ分析会社が観察した大きな打撃と変化についての報告が公開されています。

Google’s November 2021 core update hit fast and hard; here is what the data providers saw
https://searchengineland.com/googles-november-2021-core-update-hit-fast-and-hard-here-is-what-the-data-providers-saw-376312

2021年11月17日、GoogleはGoogle検索の最新コアアップデートについて発表しました。

Googleは「まだ全てのアップデートが完了したわけではない」と述べていますが、これまでのところ、2021年7月に行われたアップデートよりも影響は大きいとみられています。

まず、マーケティングツールを提供するSemrushによる、検索結果の変動性トラッカーは、18日にかなり大きな変動性を見せたあと、急速に安定しました。2021年7月のコアアップデートでも「大きな変動性が見られた後に落ち着く」という流れでしたが、今回は変動性が落ち着くまでの時間がかなり短かったとのこと。

以下は各カテゴリにおける変動性について示したグラフ。紫のグラフが7月のコアアップデート、黄色のグラフが11月のコアアップデートについて示しています。「Real Estate(不動産)」については7月のコアアップデートの方が変動性が大きいですが、そのほかについては軒並み11月のコアアップデートの方が大きく出ています。特に「Health(健康)」関連は検索結果が大きく変化した可能性があります。

Semrushは、11月のアップデートによって、検索結果上位20位のうち16%が新たにリストアップされるようになったことを示しています。逆にいうと、これまで検索結果上位20位にランクインしていた16%は、21位以下に落ちたことになります。また同社は、特にモバイルでの変動性が大きかったとも述べています。

一方、SEOツールを提供するRankRangerは、「2021年11月のコアアップデートの変動性は7月のコアアップデートと同レベルのもの」との見解を示しました。ただし検索結果を上位3位・上位5位・上位10位にわけた時、「上位5位」における11月の検索結果(オレンジのグラフ)は7月(青のグラフ)よりも大きく変化している可能性があるとのこと。

またカテゴリを「健康(黄緑)」「金融(青)」「小売(黄色)」「旅行(緑)」で分けると、上位10位という区切りではカテゴリの差がないものの、上位3位と上位5位については「小売」の変動性が大きいという結果に。

SEOツールを提供するSISTRIXは、11月のコアアップデートにおける勝者と敗者トップ20のデータを公開。まず「勝者」トップ20のリストには、Wikipedia・IMDB・コリンズ英語辞典・ケンブリッジ辞書・Amazon・Urban Dictionary・ブリタニカ百科事典・ウォルマート・Etsyなど、辞書サイトやショッピングサイトが多く並んでいます。

一方で敗者トップ20には、Pinterest・フォーブス・ロイター・YouTube・APニュース・LinkedIn・Instagram・CNNなど、ニュースやソーシャルネットワークのドメインが並んでいます。

seoClarityは、eコマースのうちWayfairとeBayは大幅にランキング順位が下落したものの、その後、跳ね上がりがあったと報告しています。とは言え、グラフを見るとコアアップデート前の16日に比べてランキングが下降傾向にあるのは確かなようです。

アメリカのスーパーマーケットチェーン大手のWalmartとHomeDepotについては検索結果上位3位に表示されるキーワードがそれぞれ10%・19%増加。雑貨小売店チェーンのベッド・バス・アンド・ビヨンドはGoogle検索結果上位3位にランクインするキーワードが45%増加と、小売関係がランキングの上昇をみせています。一方で靴を販売している小売業者はランキング順位を落とす傾向にあったそうです。小売以外の分野では、seoClairtyデータセットにおいてBooking.comの検索結果に大きな改善がみられたとのこと。

Googleはウェブサイト管理者に対し、「コアアップデートでランキングの順位が下がったからと言って、そのページに修正すべき問題があるわけではない」と説明しています。これと併せて、Googleは検索順位がコンテンツの品質に基づいて決まるため、「優れたコンテンツを提供すること」に集中することを推奨しています。

Google のコア アップデートについてサイト所有者が知っておくべきこと  |  Google 検索セントラル ブログ
https://developers.google.com/search/blog/2019/08/core-updates

なお、Google検索に依存せずに製品をより多くのユーザーにアプローチしていきたい!という場合は、月間600万以上のユーザーに対して「その商品の何がすごいのか?」を伝えることができるGIGAZINE記事広告がおすすめです。

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Facebook・Instagram・YouTube・TikTok・Twitterで「最もフォロワー数が多いアカウント」にはどのような傾向と違いがあるのか?

ソーシャルメディアには何億ものフォロワーを抱えるユーザーが存在し、クリエイター・エコノミーを形成しています。トップクリエイターの中には企業アカウントよりもはるかにフォロワー数が多く、発信力の強い個人ユーザーも多く、企業はこのようなクリエイターとのタイアップによってより多くの人に製品を届けることができます。しかし、何よりも特徴的なのは、それぞれのプラットフォームでこれらのトップクリエイターに重複が少ないということ。Facebook・Instagram・YouTube・TikTok・Twitterという各プラットフォームで最もフォロワー数が多いアカウントにはどのような傾向があるのかを、海外ニュースメディアのAxiosが分析しています。

The most followers on TikTok, YouTube, Instagram, Facebook and Twitter – Axios
https://www.axios.com/most-followers-social-media-tik-tok-cf5f46c9-d26e-468e-b81e-cbc8fea2a763.html

例えば歌手のベラ・ポーチさんはTikTokで8500万人のフォロワーを持ちますが、Twitterにおけるフォロワー数は100万人以下です。また架空のキャラクターであるミスタービーンはFacebook上に1.4億人のフォロワーを持ちながらもTwitterでは21万5000人。同様にキム・カーダシアンさんはInstagramで2億6300万フォロワーを持つ有名人ですが、YouTubeのフォロワー数は188万人と、大きな差があります。

海外ニュースメディアのAxiosが各プラットフォームのトップアカウント50個をそれぞれ分析したところ、プラットフォームの中でも特にユニークだったのがTikTokで、他のプラットフォームとトップクリエイターの重複が際立って少なかったそうです。TikTokのトップ50人に含まれるダンサーのチャーリー・ダミリオさん、ライフハックを皮肉る動画を多数投稿するカベンネ・ラメさん、前述のベラ・ポーチさんなどは、他のプラットフォームのトップ50人に含まれないとのこと。それにもかかわらず、これらのクリエイターはハリウッドへの進出に成功しています。

このほか、トップ50アカウントを分析した結果示された各プラットフォームの特徴は以下の通り。

TikTok:リソースを多く持つエンターテインメント組織のクリエイターよりも、個人で活動するクリエイターが多くのフォロワーを獲得する。トップ50にはダンスやリップシンクのアカウントが多く含まれるが、これはTikTokがリップシンク動画の共有を行うMusical.lyを前身としているため。

YouTube:トップアカウントの多くはエンターテインメント企業が運営している。また最もフォローされているアカウント上位20個のうち6つはインド、4つはアメリカ、3つは韓国、2つはロシアのものとなっており、全体的に国際色豊か。

Facebook:あらゆるページでユーザーに対して「いいね」を促す設計のため、ブランドに優位性がある。トップ21アカウントのうち4つが中国のニュースのアカウントであることも特徴。他のプラットフォームのトップ50アカウントのうち、中国アカウントは存在しないとのこと。

Instagram:誰もがライフスタイルを示すことで著名になれるチャンスを持つのがInstagram。他のプラットフォームに比べて全体的にフォロワーが多くなる傾向がある。

Twitter:Instagramと同様にトップ50にセレブリティが多く存在するが、スケールはInstagramより小さい。「アイデア」や「考え」が重視される傾向にあり、政治家やビジネスリーダーがトップ50アカウントにランクインする唯一のプラットフォームでもある。

全体として、スポーツ選手や俳優はInstagramで多くのフォロワーを獲得し、ミュージシャンはYouTubeやTikTokでユーザーを獲得しやすい模様。また、複数のプラットフォームをまたいでトップ10にランクインしているのはクリスティアーノ・ロナウドさん(Facebook・Instagram・Twitter)、アリアナ・グランデさん(Instagram・Twitter)、ウィル・スミスさん(Facebook・TikTok)のみでした。また、5つのプラットフォームのトップ50アカウントのうち、約半分にあたる123アカウントはアメリカから発信されていたとのことです。

プラットフォームのトップクリエイターに特徴があることから、そのフォロワーであるユーザーにも傾向が存在します。このためSNSを利用した広告はまず「自分の製品にはどのプラットフォームが合うのか」という分析から行う必要がありますが、記事広告であればプラットフォームごとの特徴に限定されず、より広範なインターネットユーザーにアプローチ可能です。

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TikTokで従来の方法に頼らずニッチな製品を「本当に欲しい人」に届ける方法

FacebookやInstagramに続く広告配信先としてTikTokへの注目度が高まっています。TikTokは他のプラットフォームとは違って「きわめてニッチなコミュニティをターゲットにできる」という特徴があり、ブランドがユーザーを獲得するための方法も、従来とは違ったポイントがあると指摘されています。

How non-traditional brands are are connecting with avid fans on TikTok
https://digiday.com/marketing/the-niche-effect-how-non-traditional-brands-are-are-connecting-with-avid-fans-on-tiktok/

TikTokはアプリ内にユーザーの好みに合わせてカスタマイズした「ForYouページ」を持ちます。このForYouページのアルゴリズムは非常にニッチなコミュニティをターゲットにしてコンテンツを表示させるため、従来であれば注目されづらかった企業が「興味関心を持つ人」へのアピールに成功しているとのこと。このような企業が扱う製品には、大麻や大人のおもちゃから、財務管理プラットフォームまで、メインストリームから外れたさまざまなものが含まれます。例えば性と健康に関するサービスを提供するWispは、企業アカウント自体のフォロワー数は300人ほどなのですが、著名なクリエイターと提携することでサービスが10億人のユーザーの目に触れることになったとのこと。

TikTokのフィードが「きわめてニッチ」になる背景には、TikTokのアルゴリズムが非常に特殊であることが関係しています。多くのSNSではプラットフォーム全体で人気を集めているものがユーザーに提供されるのに対し、TikTokは「ユーザーが探しているもの」を重視して提供します。この仕組みゆえに、メインストリームからの人気を集める必要がなく、誰もが「本当の自分」として注目を集められるようになっているわけです。

ブランドがTikTok上でオーディエンスにリーチする方法は、基本的には「ターゲット層が利用するタグを見つけ、タグ付け投稿する」というSNSの一般的な形です。しかし、フォロワー1万5000人以下のマイクロインフルエンサーを採用したマーケティングにおいて、Instagramでのエンゲージメント率が3.86%であるのに対し、TikTokは17.96%と、およそ4.6倍にも達します。マーケティング会社・FanbytesのCEOであるティモシー・アルムー氏は「TikTokのようにニッチなコミュニティを育てることが可能なプラットフォームは他にありません」と述べ、ニッチな製品を扱うブランドとの相性が非常によいことを示しました。

また他のプラットフォームとの違いとして、TikTokのユーザーは「学ぶこと」に興味が高いように見える、と広告代理店・360iのシェルビー・ヤコブ氏は述べています。ここから、マイナーな製品を扱うブランドがTikTokを利用する際には「商品を押し出す」ことよりも、「ユーザーにとって有益な情報を発信する」という方が成功しやすくなることが考えられます。「従来型のブランドが利用しているトレンドのフォーマットに従うこともできますが、製品が解決する一般的な話題についての疑問に答えることも有用です」とヤコブ氏。基本的に人は広告を嫌うため、効果的な広告を打つ際には細心の注意が必要です。「性の健康」「出産計画」「メンタルヘルス」といったよりデリケートな話題の場合は、広告だけを表示するより、教育コンテンツあるいはエンターテインメントとして製品の「価値」を示す対話が重要になるとみられています。

もちろん、「なぜ製品がどのような問題を解決するのか」をしっかりじっくりユーザーに伝えたい場合は、文字数制限なし、画像や動画も使って製品を裏付ける「価値」を記事広告として語ることも有用です。

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「子ども向けコンテンツ」が新規顧客獲得のキラーコンテンツになっている

ストリーミングサービスにおける「子ども向けコンテンツ」はかねてから「親がサービス解約を留まる要因」になると言われてきましたが、最新の調査では、新規ユーザーを増加させる重要な推進力となっていることが判明しています。

Kids content is crushing it on TV and streaming – Axios
https://www.axios.com/kids-content-netflix-youtube-ratings-53db5480-6036-415b-9a0a-46f9249d49e9.html

海外ニュースメディアのAxiosによると、バイアコムCBSのCEOであるBob Bakish氏は2021年11月に行われた決算報告で、「スポンジ・ボブ/スクエアパンツ」や「パウ・パトロール」といった子ども向けコンテンツが、エンゲージメントの面でも新規獲得の面でもParamount+のトップ成績のジャンルとなったことを述べたとのこと。同様の傾向はバイアコムCBS以外の企業でも見られるため、子ども向けコンテンツ、特にYouTubeを利用して子ども向けコンテンツを配信する企業に対して投資家の目が向けられています。

例えば、デジタルメディアスタジオのpocket.watchもその1つ。2016年に創設されたpocket.watchは、子ども向けコンテンツをグローバル向けにフランチャイズ展開させることに特化しています。

pocket.watchのデジタル・フランチャイズは、インターネット上の子ども向けコンテンツにおいて「最も収益性の高い知的財産」と言われています。例えば子ども向けYouTubeチャンネルのライアンズ・ワールドはpocket.watchとの契約を経て「Ryan’s World」としてブランド化し、ライセンス販売によって国際展開することで2020年に2億5000万ドル(約2800億円)以上の売り上げを生み出しました。また、ウクライナの7歳の少女が配信するKids Diana Showはチャンネル登録者が8250万人という「世界で最も登録されているチャンネル」ですが、2020年にKids Diana Showもpocket.watchと契約を結び、ブランドを世界展開させています。

pocket.watchはパンデミック下で大きく成長したことから、2021年10月に事業売却を含めた資金調達の可能性を探って投資会社のLazardを雇ったことが報じられています。同社は2018年にシリーズBラウンドでバイアコムCBSから1500万ドル(約17億円)を調達したことで、調達総額が2100万ドル(約24億円)に達しました。

また、YouTubeチャンネル「ココメロン」の知的財産を所有するメディア企業・Moonbug Entertainmentは、2021年11月4日に元ディズニー幹部のケビン・メイヤー氏とトーマス・スタッグス氏が立ち上げたメディアベンチャーに30億ドル(約3400億円)で買収されました。ここからも、ストリーミング市場において子ども向けの番組を制作するデジタルコンテンツスタジオが重視されることが読み取れます。

動画コンテンツの需要を測定するParrot Analyticsによると、2021年10月は全てのストリーミングプラットフォームの上位15番組のうち3番組が子ども向け番組だったとのことです。

なお、リリースした子ども向けコンテンツや子ども向け製品の認知拡大には、GIGAZINE記事広告も利用可能。GIGAZINE記事広告の読者層についてはここから確認可能で、詳しい資料は以下からゲットできます。

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SnapがARコンテンツの制作や戦略立案を行う「Arcadia」を創設

写真共有アプリ「Snapchat」を運営するSnapが2021年10月19日(火)付で新たに、拡張現実(AR)向けのグローバル・クリエイティブ・スタジオ「Arcadia(アルカディア)」の立ち上げを発表しました。

Introducing Arcadia: A Global Creative Studio For Branded Augmented Reality – Snap Newsroom
https://newsroom.snap.com/introducing-arcadia

Snap Inc. (NYSE:SNAP), Shake Shack (NYSE:SHAK) – Snap Unveils AR Studio | Benzinga
https://www.benzinga.com/news/21/10/23445957/snap-unveils-ar-studio

Snap launches global creative studio for augmented reality content | The Drum
https://www.thedrum.com/news/2021/10/19/snap-launches-global-creative-studio-augmented-reality-content

Snapは発表の中で、「モバイルAR広告の先駆者である世界クラスの専門家が、この新しい技術をSnapで開発し、『世界で最も革新的かつ影響力がある効果的なAR体験』をブランドや広告代理店のパートナーに提供するはずです」と述べています。Arcadiaのウェブサイトは以下の通り。

Arcadia
https://arcadiacreativestudio.com/

ArcadiaはSnapの1部門ではあるものの、クリエイティブ・スタジオとして独立して運営され、プラットフォームを横断してさまざまなAR体験を提供するブランドの支援を行う予定。具体的には、Arcadiaは以下3つの方法によりサービスを提供する見込みです。

1:クリエイティブスタジオとしてのサービス
クライアントに対し、さまざまなプラットフォームで必要とされるARコンテンツの制作、戦略、インサイトなどを提供する。

2:プロジェクトベースの作業
Arcadia自身のミッションに沿い、特定のプロジェクトを進行する。

3:戦略パートナーとしての役割
ブランドや広告代理店に対し、ワークショップ・インサイト・トレンドレポートといった形でAR戦略の専門知識を提供する。

Snapは2015年に公開された「レンズ」と呼ばれるエフェクトをはじめとし、AR方面の開発に力を入れてきました。2019年にはリアルタイムで性別変換してしまうカメラアプリが話題になり……

2021年にはAR対応のサングラスを発表しています。

Snapは2021年第1四半期に、SnapchatでAR機能を毎日利用するユーザーが前年比で40%増加したことを報告しました。またコンサルティング企業のDeloitteは、2022年には94%の人が買い物にARを利用するようになり、2025年にはAR内での買い物が37%増加していると予測。今後のAR需要はますます増加していくとみられています。Snapはこのような背景から、P&Gビューティー、Verizon、シェイクシャックといったパートナーと共にArcadiaを創設したわけです。

Verizonの消費者コンテンツおよびパートナーシップの責任者であるErin McPherson氏は「Verizonは、ARが新しい消費者体験の入り口であると信じています」「私たちの次なるステップは、ARで5Gや、我々が開発中の素晴らしい消費者向けサービスのパワーを示すことです」とコメントしています。

またP&G Beautyの最高デジタル責任者であるBenjamin Spiegel氏は「Arcadiaは、説得力あるARに必要な詳細情報や、エコシステムと密接につながったワンストップショップを私たちに提供してくれました。これにより、複雑なARのマーケットプレイスがシンプルになり、ブランドにとって自然かつ具体的な方法でARが実現しました。私たちP&G Beautyの場合は、お客様にまるで現実世界のような体験を提供し、他社とは違う、新しい空間での販売が可能になりました。私たちはArcadiaとの取り組みが新しい機会を作り出すと考えており、消費者に合ったクリエイティブなアイデアを届けるべく、複数のプラットフォームでARの強化を考えています」と述べました。

ARは広告において今後期待される技術ですが、「今すぐに認知拡大・新規ユーザー開拓して売り上げを伸ばしたい……!」という場合は、「製品の隠れた魅力」と「ユーザーのニーズ」をコンテンツの力でマッチさせるGIGAZINE記事広告がオススメ。資料へは以下からアクセス可能です。

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Facebookマーケティングは壊滅的、「目隠しして走っている状態」という報告

Facebookは世界最大の広告企業という位置づけですが、広告パフォーマンスの高さを「ユーザー追跡」によって実現してきました。しかし、プライバシーの観点から広告目的のユーザー追跡が規制されるようになり、Appleが新機能「App Tracking Transparency(ATT)」でセキュリティを強化してからは、その広告パフォーマンスが壊滅的なまでの影響を受けています。「マーケティングを1つのチャネルに依存するのは危険」ということが改めて認識され、マーケティングを多様化することの必要性が叫ばれています。

“Completely Running Blind.” Apple’s Power Move To Kneecap Facebook Advertising Is Working. – by Alex Kantrowitz – Big Technology
https://bigtechnology.substack.com/p/completely-running-blind-apples-power

Appleが2021年4月26日にリリースした「iOS 14.5」では、企業による広告目的のユーザー追跡をユーザーの許可制にする「App Tracking Transparency(ATT)」が有効化されました。これはプライバシーの向上を目的としたものですが、ユーザーの行動を追跡して得たデータを広告配信に活用していたFacebookにとっては死活問題となりました。

たとえば、2021年7月の時点で広告追跡を許可しているユーザーは全体の25%に過ぎないと報告されています。つまり、75%のユーザーに対しては、これまでのように広告を配信できないということであり、その影響は「広告主の大部分にとって、壊滅的なものだった」と言われています。

Carouselという企業でFacebookマーケティングを行っていたAaron Paul氏は、「ATTの導入前はトラフィックのうち80%がFacebookからだったにもかかわらず、ATT導入後には20%にまで減少した」と明かしています。Paul氏によるとFacebookマーケティングは「目隠しをして走っている状態」とのことで、それまで1日あたり数百万ドル(数億円)だったFacebookマーケティングの費用が数十万ドル(数千万円)にまで縮小しているそうです。

Facebookは非常にマーケティングパフォーマンスが高いツールとして利用されてきましたが、ATT導入後は「1つのチャネルに依存するのは危険」という理由から、Paul氏は予算の割り当て先をSnapchatTikTok、メールマガジンなどで多様化しようとしています。また、ATT導入がビジネスに壊滅的な影響を与えていると感じているのはPaul氏に限りません。Facebookのマーケティングパフォーマンスが40%低下したり、収益が60%減少するケースも報告されているとのこと。

Facebookは2021年2月以降7カ月にわたってiOSユーザーのコンバージョンを過小評価していたことが判明しています。Facebookは2021年9月22日に公開した記事で事態を説明し、広告主が「予想以上に大きな影響を感じていた」と述べました。このニュースを受けて、翌23日にはFacebookの株価が4%下落しています。

なお、広告の中でも記事広告は1つのプラットフォームに依存せず、検索エンジン経由で長期的な流入を見込むことが可能です。また、画像1枚で全てを説明するのではなく「記事」として豊富な写真と文章でユーザーを説得できるので、「こだわりの強い製品」であるほど効果を発揮できます。

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Google広告で誰でも「広告主の過去30日の広告履歴」が確認可能に

Googleは検索エンジンやYouTubeでさまざまな広告を表示しており、ユーザーは自分に向けて表示された広告について、「広告を出した人は誰か」「所在地はどこか」といった情報を確認できます。2021年9月24日にGoogleは新たな仕様変更を行い、前述の情報に加えて「表示された広告を出した人が過去30日に出した他の広告」を確認できるようになると発表しました。

Giving users more transparency into their Google ad experience
https://blog.google/products/ads-commerce/giving-users-more-transparency-their-google-ad-experience/

Google will let you check up on advertisers’ campaign histories – The Verge
https://www.theverge.com/2021/9/22/22687777/google-ads-transparency-disclosure-verification-update

「表示された広告を出した人の過去30日の広告履歴」を確認する方法は以下の通り。例えばYouTubeの広告の場合、動画の左下にある文字列をタップ。

画面下部にメニューが表示されるので「About this ad(この広告について)」をタップ。

すると「Why this ad?(なぜこの広告が表示されるのか?)」という画面が現れます。「See more ads by this advertiser(この広告主の他の広告を見る)」をタップ。

広告主名として「Coat Depot」、正式な企業名として「Coat Depot, Inc.」、認証を受けた場所として「アメリカ合衆国」と表示され、その下には掲載している広告の大まかな数と、過去の広告がリスト式で表示されました。ここで偽造品や不適切なコンテンツが表示されている場合は、Googleのポリシーに違反するとして、ユーザーはGoogleに報告可能。Googleは報告を受けて確認後、ポリシー違反があれば広告を削除するとのことです。

GoogleやFacebookは広告事業を主な収益源としていますが、両社ともに詐欺広告や虚偽の広告を表示していることが問題視されてきました。このため広告の透明性を上げることを目的とした取り組みが行われており、Googleは2020年に広告主の名前と所在地を含む「広告の開示情報」を導入。またFacebookは、FacebookとInstagram上で表示された広告を検索できる「広告ライブラリ」をスタートさせています。Googleの新たな発表は、広告の透明性を向上するためのこのような取り組みの1つとなっています。

なお、広告主の過去30日の広告履歴を確認する機能は、今後数カ月かけてアメリカ全土で展開され、2022年には段階的に世界展開される予定です。

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「SaaSスタートアップを運営すること」は2013年と2021年で何が変わったのか?

ウェブサイトの解析ツールを提供する「Heap」の共同設立者であるラヴィ・パリク氏は2020年にHeapを退職し、2021年新たに開発者向けプラットフォーム「Airplane」を立ち上げました。パリク氏が2013年と2021年という2度のSaaS立ち上げを通して感じた変化や、共通する重要な点をまとめています。

I started SaaS companies in 2013 and 2021. Here’s how things have changed
https://blog.airplane.dev/i-started-a-saas-company-in-2013-and-2021-heres-how-its-changed/

パリク氏が「2013年と2021年のSaaSスタートアップの違い」として挙げているのは以下の7点。

◆1:これまで以上にSaaSが増加し、成長速度も速くなっている
Heapが起業した2013年において、100億ドル(約1兆1000億円)の価値を持つスタンド・アローンのSaaS企業はSalesforceServiceNowWorkdayの3社しかありませんでした。一方、2021年9月において、100億ドル以上の価値を持つSaaSの公開会社は47社あり、うち6社は1000億ドル以上(約11兆円)の価値を持ちます。

またHeapは製品が動くようになった状態で、シード段階において評価上限額1200万ドル(約12億円)で200万ドル(約2億円)の出資を獲得しました。しかし、今日の状況では、同様の段階おいて評価上限額2500万ドル(約27億円)で500万ドル(5億5000万円)の資金を調達することは珍しくありません。さらに、バーチャルイベントのスタートアップであるHopinは2年で年間経常収益(ARR)が77.5億ドル(約8500億円)にまで到達しており、SaaSスタートアップの成長は加速しているとのこと。

◆2:SaaS企業が増加することで初期のけん引力を得ることが困難に
2013年にHeapがスタートした時、オンライン掲示板のHacker NewsにウェブサイトのURLを投稿するだけで1日3000人以上のアクセスがあった、とパリク氏は述べています。当時、Heapのウェブサイトにはランディングページとデモムービー、「アクセスをリクエストする」というフォームだけでしたが、200万ドルを調達したことを報じるTechCrunchの記事が投稿されると、500人以上が申し込みを行ったそうです。

一方、2021年においては、Hacker Newsや新製品共有のためのプラットフォーム・Product Huntで、毎日何十件とSaaSのリリースが発表されています。また1億ドル(約110億円)の資金を調達するSaaSも珍しくなく、数百万ドルの資金調達を伝える記事が人目を引くことはありません。

Heapが公開されて1年間のマーケティング活動は、Hacker NewsとTechCrunchで十分だったとのこと。しかし、AirplaneはHeapと状況が異なることから、早期に安定した流通を実現するためにより計画的なアプローチを取っているそうです。

◆3:製品を公開するまでの道筋
Heapは数カ月の開発のすえ、辛うじて動作する「必要最低限の機能だけを搭載した製品(MVP)」をリリースしました。しかし、2021年において、多くのスタートアップが製品を公開する前に投資家から資金を調達し、より多機能かつ洗練された製品設計のため他企業と契約を結んでいます。Airplaneの場合はこの中間の進路を取っており、「かなり洗練されているが、機能が限られたMVP」をもって製品を公開したとのこと。

どのようなアプローチがベストなのかは、正解がありません。ただ、製品に関するアイデアがどれだけ考え抜かれていても、「人に製品を使ってもらうこと」によって学べることは多くあります。このためより高度な製品を作るべく他企業と提携するよりも、早期にMVPを公開する方がよいとも考えられます。例えばHeapは当初、「開発者ツール」として作られていましたが、製品を人に使ってもらうことで、「製品マネージャーとの相性がいい」ことが判明しました。「早期に立ち上げて、市場のフィードバックを早くに得られたことはよかった点です」とパリク氏は語ります。

◆4:SaaSがビジネスモデルとして理解されている
2013年において、DropboxGitHubはSaaS企業ではなく、Facebookのような「消費者向けのテクノロジー企業」として認識されていました。また、2021年ではSaaSビジネスがうまくいっているかを測るために使われる売上継続率(NRR)の価値を理解する投資家も、当時はほとんどいなかったとのこと。このため「成長率は大きいが解約率も高い企業」が高額の出資を受けることもあったそうです。加えて、「SaaSの経験が豊富な役員」は存在せず、BtoCのマーケティング担当副社長やエンジニアリング担当副社長の経歴を持つ人物が代わりとして選ばれていたとパリク氏は述べています。

2021年時点では、SaaSはより成熟した市場となり、SaaSへの出資に熟達した投資家や、役員、アドバイザーなどが多く存在します。このため、サービスを開始したばかりの規模の小さなSasSでも、将来的な予想が付きやすいという点はメリットとして挙げられています。

◆5:SaaSは顧客にも理解されている
2013年、スタートアップであれば「SaaSを利用する」ということに慣れてきていましたが、スタートアップ以外の伝統的な企業はSaaSに慣れていませんでした。このためパリク氏は潜在的顧客に対して「Heapはインストールする必要がない」「CDなどを送ることもない」ということを説明するのにも苦労したそうです。

今日、このような懸念はほとんどなくなりました。セキュリティ関連の質問を受けたり、ベンダー評価に時間をとられることはありますが、SaaSがどのように機能しどのような潜在的リスクがあるかということは、よく理解されているように感じるとパリク氏は述べています。

◆6:「成功するためには大企業に製品を売る必要がある」わけではなくなった
Salesforce、ServiceNow、WorkdayといったSaaSは、主に大企業向けに製品を販売することで収益を得ています。これまでSaaSの成功までの道のりは、このように「中小企業向けの製品から初めて、大企業向けに展開する」という「アップマーケット」のアプローチが一般的でした。Heapも小規模なスタートアップ向け製品から始め、一般的な方法にのっとりアップマーケットのアプローチを試みたそうです。

ただしHeapの場合、結果は「まちまち」だとパリク氏。Heapは最終的に中小企業と大企業を顧客に持つようになりましたが、アップマーケットのアプローチによって、それまでに獲得した口コミや個人向けサービスの顧客を制限することにもなったとのこと。「思い返すと、全てのタイプの顧客に対応するために、価格設定と市場投入をセグメント化することについて、十分な仕事をやっていませんでした」とパリク氏は振り返ります。Slackのようなサービスがサイドプロジェクト向け・大企業向けのサービス展開で成功していることを受けて、「もし2021年にHeapをリリースするなら、より賢明な成長アプローチを取るでしょう」とパリク氏は述べています。

◆7:重要なことに集中することが簡単になった
国をまたいだ給与の支払いはかつて複雑なものでしたが、DeelのようなSaaSが現れることによって国内での給与支払いと同じように簡単になりました。このように、「製品を作る」こと以外に企業が行わなければいけない業務は、他のSaaSで賄うことができるようになっています。パリク氏は8年前、Heapを運営する上で何時間、あるいは何日も弁護士とのやり取りに費やしていましたが、他社のSaaSを利用すればその必要はありません。このため、お金や時間を節約しつつ「本当に重要なこと」に時間や労力を割けるようになったと言えます。

「全体として、2013年とは状況が大きく変わりました。しかし、同じこともあります。製品を市場に適合させることは簡単でも理解しやすいものでもありません。そしてそれこそが、初期段階において唯一の『重要なこと』です」とパリク氏は締めくくっています。

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Pinterestがアイデアピンからのアフィリエイトリンクを有効にすると発表

写真共有プラットフォームの「Pinterest」が新たに、クリエイターによるストーリー仕立ての投稿「Idea Pins(アイデアピン)」から、アフィリエイトを利用した製品ページへの誘導リンクを貼る方法を導入しました。これによりブランドや企業はクリエイターに効果的に商品を紹介してもらえ、クリエイターが生計を立てる手段も増えると考えられています。

Introducing new ways for Creators to earn money and partner with brands on Pinterest | Pinterest Newsroom
https://newsroom.pinterest.com/en/post/introducing-new-ways-for-creators-to-earn-money-and-partner-with-brands-on-pinterest

Pinterestは2021年5月にアイデアピンという機能をリリースし、日本でも6月から利用可能になっています。アイデアピンは複数の画像や動画をストーリーにして投稿する新しい形式のピンであり、Instagramのストーリーズのようなイメージですが、時間が経過してもピンが消えることはありません。実際にTastemade_Japanが投稿したアイデアピンは以下の通り。

そして7月27日付で新たにPinterestは、ユーザーがアイデアピンから買い物可能になる機能をリリースしました。これによりピンの投稿を行ったクリエイターがアフィリエイトリンクを通じてコミッション(製品を紹介することに対する報酬)を得ることが可能になります。

PinterestユーザーはPinterestを「買いたいものを見つけるためのカタログ」として利用することが多いため、Pinterestでは既にビジネスアカウントのユーザーが、ウェブサイトの製品とPinterestの投稿を紐付ける「プロダクトピン」が利用可能です。プロダクトピンによって企業やブランドはPinterestから自社サイトにユーザーを誘導できるようになっています。しかし調査によって、プロダクトピン単体として存在する商品よりも、アイデアピンからタグ付けされた商品の方が、ユーザーの購入意図が89%も高くなることが判明したとのこと。この調査結果を受けて、「アイデアピンから商品へのアフィリエイトリンクを付ける」という機能が生まれたわけです。

また、Pinterestではブランドとパートナーシップを締結するクリエイターが存在しますが、Pinterestはこのようなパートナーシップの開示を強調していきたいと考えており、有料パートナーシップを開示するツールのベータ版も同日から公開されています。ブランドコンテンツを作成するクリエイターはアイデアピンの作成時にブランドを追加し、ブランドがそれを承認すると、アイデアピンに「有料パートナーシップ」ラベルが表示されるとのこと。これによりブランドとクリエイターの関係構築が容易になると考えられています。

Pinterestが重視しているのは「エンターテイメント」よりも「インスピレーションを中心としたクリエイターのプラットフォームであること」であり、上記の機能はコンテンツをより実用的にし、クリエイターがブランドと提携して生計をたてることをこれまで以上に容易にすると考えられています。

なお、アイデアピン内における製品ページへのリンクは記事作成時点でアメリカとイギリスのビジネスアカウントで利用可能であり、今後数カ月でその他の国でも展開される予定。また有料パートナーシップツールはアメリカ・イギリス・カナダを始めとする16カ国でベータ版が利用可能ですが、日本ではまだ展開されていないとのことです。

なお、商品ページへの誘導リンクをプラットフォーム内に限らず、Googleなどの検索結果に残す方法としては、記事広告という方法も存在します。

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「TikTokで人気のコンテンツ」が広告として利用可能になるサービス「Spark Ads」をTikTokが開始

動画共有プラットフォームの「TikTok」が新たに、「プラットフォーム上で既に人気を集めているコンテンツ」をブランドが広告として利用できるサービス「Spark Ads」を提供することが判明しました。

Introducing Spark Ads: An authentic way for brands to elevate native, popular content | TikTok For Business Blog
https://www.tiktok.com/business/en/blog/spark-ads-authentic-way-brands-elevate-native-popular-content

TikTok Launches New ‘Spark’ Ads Which Enabled Brands to Tap into Trending Organic Content | Social Media Today
https://www.socialmediatoday.com/news/tiktok-launches-new-spark-ads-which-enabled-brands-to-tap-into-trending-o/603671/

TikTokにはさまざまな動画が存在し、以下のような「メイクアップ動画」もその1つ。
@monaswain

Love how these drops have been evening out my skin tone! @isleofparadise available now at Sephora #Ad #selfcare #selflove

♬ Paradise – Nate Kreiswirth

例えば化粧品ブランドがSpark Adsを使うと、インフルエンサーによって投稿されたこのようなオーガニックの投稿のうち、自社が実施するキャンペーンの内容と合致するものをインフィード広告TopViewといった有料キャンペーンのクリップとして再利用可能になります。もちろんインフルエンサーのコンテンツを勝手に利用するのではなく、ブランドがインフルエンサーに連絡を取ったのちに有料キャンペーンへ利用可能になるとのこと。

TikTokは発表の中で、「TikTokは、エンターテイメントを再定義し、トレンドを生み出し、人気のある製品やサービスについての見解を共有するクリエイターによって構成されています。ブランドはこのような多様なコンテンツと創造性の宝庫の世界に足を踏み入れ、製品やサービスを広めるクリエイターたちとつながることができます」と述べています。

Spark AdsはすでにTikTok上で人気を集めているコンテンツを広告として利用するため、リーチを最大化することが可能で、かつSNSに不慣れなマーケターでも効果的なキャンペーンを実施できるという点がメリットと考えられています。またコンテンツを広告として利用する際にブランドは広告ターゲティングツールを使用できるため、ターゲットを絞ることでさらに効果的に広告が実施できます。複数の投稿者のコンテンツを合わせて動画を作成するデュエット機能が利用できることも大きな利点です。

多くのブランドはまだYouTubeやFacebookと比較してTikTokを広告の出稿先としてあまり利用していませんが、TikTokがブランドの広告ツールの1つとなるのは時間の問題だといわれています。TikTokは広告出稿のキャッチコピーを「広告を出さないでください。トレンドを作りましょう」としており、「最も効果的なプロモーションは、ユーザーがフィードで目にしているもの」だという考えを持っています。このためブランドが従来型の広告を独自に作成するのではなく、TikTokのフィードを利用したSpark Adsのような形が最適だと考えられているわけです。

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