カテゴリーアーカイブ: 広告用語

GRRとは何ですか?

GRRとは「Gross Revenue Retention(総収入維持)」を略した言葉です。GRRはSaaSビジネスにおいて、サービスがどれほど収益を維持できているかを表す指標。主に「総収入維持率」(Gross Revenue Retention Rate)という意味合いで利用されます。

GRRは一定期間において、既存顧客で維持された経常利益の割合を言います。アップグレードによる収益増加や、新規顧客による収益増加を含みません。

GRRは以下の方法で計算します。

GRR=期間計算時のRR(経常収益)-期間中の減少RR-期間中の解約RR/期間計算時のRR

GRRの理論上の最大値は100%となりますが、うまくいっているSaaSの多くは90%ほどとのこと。中小企業向けGRRは80%、大企業向けGRRは90%が適切だといわれています。

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リテンション利益率

リテンション利益とは、一定期間において、売上から運用コストと、カスタマーサービスのような顧客維持にかかるコストを引いた残りを言います。

またSaaSビジネスがうまくいっているかを示す指標に「リテンション利益率」が存在しますが、これは、上記収益を売上総額で割った割合を示します。

リテンション利益率の計算式は以下の通り。

リテンション利益率=売上総額-運用コスト-顧客維持コスト/売上総額

リテンション利益率が高いということは、顧客維持に多くの費用を必要とせず、収益の多くが利益となることを意味します。

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インフィード広告とは何ですか?

インフィード広告はネイティブ広告の1種です。ネイティブ広告は、プラットフォームの通常コンテンツと一致する形、あるいは違和感のない状態で表示される広告を言います。

オンライン広告における技術的標準規格の策定や動向調査を行うIAB(Interactive Advertising Bureau)は、インフィード広告を以下3つの種類にわけています。

IAB Deep Dive on In-Feed Ad Units
(PDFファイル)https://www.iab.com/wp-content/uploads/2015/07/IAB_Deep_Dive_on_InFeed_Ad_Units.pdf

・コンテンツフィード
ニュースサイトやニュースアプリなど、パブリッシャーコンテンツが表示されるウェブサイトやアプリに表示されるインフィード広告。フィードには記事・画像・動画が含まれ、ストーリーあるいは動画のための広告として利用されます。

・ソーシャルフィード
FacebookやInstagramなどソーシャルネットワーキングおよびメッセージアプリ上に表示されます。フィードには動画・写真・記事・音楽といったものを含み、製品購入あるいはアプリのインストールを促すほか、ストーリー・動画・サービス認知のためなど、さまざまな目的で使用されます。

・プロダクトフィード
AmazonやEtsyといったショッピングサイトに表示されます。フィードは製品・価格・評価といった情報と共に表示され、主に製品の購入やアプリのインストールを促します。

3つのインフィード広告のイメージは以下の通り。赤色がコンテンツフィード、青がソーシャルフィード、緑がプロダクトフィード。それぞれのインフィード広告はさらに「ストーリー広告」「動画広告」「アプリインストール広告」「製品広告」の4タイプに分かれています。

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MRRとは何ですか?

MRRは「Monthly Recurring Revenue(月間経常利益)」を略した言葉です。MRRは主にSaaSビジネスにおいて、ビジネスがうまくいっているかを把握する指標となっています。

SaaSの多くはサブスクリプションモデルを採用しており、加入者から継続的な利益を得ることができます。MRRの安定は、この「継続的な利益」の安定を意味します。

一般的にMRRは以下の計算で求めます。

・MRR=顧客数×平均請求額

つまり、平均月額3000円のプランに加入する顧客が10人いるとすると、MRRは3万円となります。

またMRRは一般的に以下の4つに分類されます

・新規ビジネスMRR(New MRR)
新規顧客から得た追加のMRR
・拡張MRR(Expansion MRR)
顧客がプランをアップグレードすることで得られたMRR
・減少MRR(Downgrade MRR)
顧客がプランをダウングレードすることで失われたMRR
・解約MRR(Churn MRR)
顧客がプランを解約することで失われたMRR

これをもとに毎月のMRRを計算すると、以下のようになります。

MRR=前月のMRR+新規ビジネスMRR+拡張MRR-減少MRR-解約MRR

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App Tracking Transparency(ATT)とは何ですか?

App Tracking Transparencyは、Appleが発表したプライバシー強化のための新しいポリシーおよびフレームワークのことを言います。

AppleはiPhoneやiPadといった端末に「IDFA」と呼ばれる広告識別子を割り当てています。IDFAはユーザーの「アプリ内のどの広告をクリックしたのか」「何に対して支払いを行ったのか」という行動を追跡するために使われるもの。このような追跡は、ユーザーに効果的な広告を表示することを目的としています。

しかし、上記のような追跡は、ユーザーのプライバシーを侵害することから近年は問題視されるようになってきました。そこでAppleはiOS 14.5から、アプリの開発企業や広告会社などがIDFAを使う時には、事前にユーザーの許可を必要とする形に、運用を変更すると発表。新しい運用で開発者が利用することになるフレームワークがApp Tracking Transparencyと呼ばれます。

Appleの開発者向けウェブページでは、「あなたのアプリがエンドユーザーのデータを集めて、アプリとウェブサイトを横断した追跡を目的としてデータを他企業と共有したい時は、App Tracking Transparencyのフレームワークを使わなければなりません」と記されています。

App Tracking Transparency | Apple Developer Documentation
https://developer.apple.com/documentation/apptrackingtransparency

アプリ開発者はApp Tracking Transparencyに備えて、自身のAPISDKを確認しユーザーにIDFAの使用許可を求めることができるかを確認すると共に、利用しているサードパーティーのSDKやAPIについても確認すべきとのこと。サードパーティーのコンポーネントがユーザーの許可無くIDFAにアクセスしようとすると、アプリ自体がバンされる可能性があります。

なお、AppleはIDFAを使わずに広告キャンペーンの効果を測定するためのツールとして、SKAdNetworkを公開しています。

SKAdNetworkについてはここから確認可能です。

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Cookieなしでもユーザーを識別可能な「フィンガープリント」とは何か?

プライバシー保護の観点からサードパーティーCookieが規制されていくにつれ、「サードパーティCookieの代わりにユーザーを識別し、最適な広告を表示する仕組み」の需要が増しています。このようなサードパーティーCookieの代替手段として考えられているのが「フィンガープリント」と呼ばれるもの。フィンガープリントとは一体何で、どのような使い方が想定されているのかをまとめました。

Fingerprint解説サイト
https://www.saitolab.org/fp_site/

ブラウザフィンガープリント、その凄さ〜Torブラウザアクセスの識別可能性まで〜 – Takamichi Saito – Medium

This is Your Digital Fingerprint – Internet Citizen
https://blog.mozilla.org/internetcitizen/2018/07/26/this-is-your-digital-fingerprint/

◆01:フィンガープリントとは何か?なぜ注目されているのか?
◆02:フィンガープリントで利用する特徴
◆03:フィンガープリントの精度は?

◆01フィンガープリントとは何か?なぜ注目されているのか?
フィンガープリントは、ブラウザフィンガープリントやデバイスフィンガープリントとも呼ばれるもの。その名の通り、フィンガープリントは「ユーザーの識別を可能にするブラウザやデバイスの特徴」あるいは「ブラウザやデバイスの特徴を使ってユーザーを識別する手法」のことをいいます。

これまでデジタル広告業界では、「個々のユーザーを識別し、その行動を追跡することで、ユーザーの興味・関心を割り出してパフォーマンスの高い広告を表示する」という手法が取られてきました。行動ターゲティング広告と呼ばれるこの手法は主にサードパーティーCookieを利用しています。

しかし、近年はサードパーティーCookieを利用したユーザーの追跡がプライバシーの観点から規制されだしています。このため、サードパーティーCookieの代わりとなるユーザー識別子が求められています。Cookieを利用しないスーパーCookieと呼ばれる識別子がその1つです。そしてフィンガープリントも、Cookieの代わりとなるユーザー識別子として注目を集めています。

フィンガープリントの具体的な仕組みは以下の通り。ユーザーがあるウェブサイトを訪れると、ユーザーのデバイスは広告サーバーに広告要求とフィンガープリントAを送ります。この時、ウェブサイトに表示される広告は、ウェブサイトのコンテンツに関連する内容のものとなっています。

しかし、その後ユーザーが別のウェブサイトを訪れると、広告サーバーはユーザーが「フィンガープリントA」と一致することを識別。訪れたウェブサイトとは関係のない、過去に訪れたサッカー関連の広告が表示されるようになります。

◆02:フィンガープリントで利用する特徴
明治大学情報セキュリティ研究室はフィンガープリントの特徴を「ソフトウェア特徴点」「ネットワーク特徴点」「ハードウェア特徴点」の3つに分けて、以下のように記しています。

01.ソフトウェア特徴点
・インストール済みプラグイン
・UserAgent
・HTTPクッキーの利用可否
・Web Storageの利用可否
・インストール済みフォントのリスト
・Canvas Fingerprinting
・タイムゾーン

02.ネットワーク特徴点
・グローバルIPアドレス
・プライベートIPアドレス
・LAN内に属するホストのIPアドレス
・Acceptヘッダ
・Accept-Charset
・Accept-Encoding
・Accept-Language
・CONNECTION
・Referer

03.ハードウェア特徴点
・画面解像度・色深度
・リフレッシュレート
・ハードディスク空き容量
・CPUコア数
・SSE2
・タッチ機能
・画面の向き
・デバイスピクセル比
・カメラ・マイクの個数

◆03:フィンガープリントの精度は?
上記のような複数の情報を利用することで、広告企業はそれぞれのユーザーの違いを識別可能。実際に、Mozillaのニック・ブリズ氏が自分のPCのフィンガープリントについて調べたところ、170万個のフィンガープリントの中で唯一のものとして特定できたそうです。

フィンガープリントによるユーザー識別は「推測」というプロセスを経ます。このため「どのくらいの精度で識別可能なのか?」という問題がありますが、明治大学理工学部の齋藤孝道氏は、「誤判定が少なく、サードパーティーCookieよりも精度が高いと感じている」と述べています。

また、フィンガープリントによる識別を避けるには匿名化を行うTorブラウザの利用が推奨されていますが、「Torブラウザであっても高い精度でユーザー識別が可能」という実験結果も齋藤氏によって示されました。ただしこの実験はサンプル数が少なく研究の初期段階であるとも注記されています。

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ARRとは何ですか?

ARRはAnnual Recurring Revenueの略語で、「年間経常収益」を意味します。

SaaSの多くは1カ月や1年という期間ごとのサブスクリプションサービスを提供しています。ARRは年間サブスクリプション契約に基づいて期待できる経常利益の額を示す指標です。類似の言葉にMRR(Monthly Recurring Revenue/月間経常利益)という言葉があり、いずれもSaaSビジネスが健全に成長しているかを確認するときに用いられます。

「ARRに何を含めるか」に決まりはありませんが、通常、初期費用や追加購入資金といった1回限りの料金はARRから除かれます。

ARRの計算式は、「年間のサブスクリプションコスト」+「アップグレードからの経常収益」-「キャンセルによる収益損失」となります。

SaaSとは何ですか?

SaaSは、Software as a Service(サービスとしてのソフトウェア)の略語です。

これまでソフトウェアはパッケージ販売されることが一般的でした。この場合、ユーザーは物理的なソフトウェアを自分のコンピューターにインストールし、稼働させます。一方でSaaSは提供側のコンピューターでソフトウェアを稼働させ、インターネットを通してユーザーにサービスが提供されます。これが「サービスとしてのソフトウェア」と呼ばれる理由です。

SaaSと似た言葉に「PaaS」「IaaS」というものがあります。PaaSはPlatform as a Service(サービスとしてのプラットフォーム)、IaaSはInfrastructure as a Service(サービスとしてのインフラストラクチャ)を意味します。

近年SaaSの数は増加していますが、なぜSaaSが人気を集めているのかという理由は以下から読むことができます。

CPFとは何ですか?

CPFは「Cost Per Follow」あるいは「Cost Per Fan」の略で、「ファン獲得のために発生した広告コスト」を意味します。Twitterではファン獲得を「フォロー」と呼ぶためCost Per Followと表現し、FacebookではCost Per Fan、LINEではCost Per Friendという言い方をします。

CPFは「発生した広告コスト」÷「新規フォロワー/ファン数」で求められます。

CPIとは何ですか?

CPIは「Cost per install(インストールあたりのコスト)」を意味する言葉です。

モバイルアプリの広告配信において、効果測定のためにはCPM(インプレッション単価)とともにCPIが非常に重要になります。

CPIは「広告費÷アプリのインストール総数」で求めることが可能。CPI課金のマーケティングキャンペーンでは一般的に、広告主は「アプリ広告を見た直後にアプリをインストールしたユーザー」に対し広告費を支払うので、コストが少なくて済むという点がメリットです。

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