カテゴリーアーカイブ: 広告用語

FLEDGEとは何ですか?

FLEDGEとは、Googleが提案するCookieに変わる広告の仕組み・プライバシーサンドボックスの中で議論されているAPIの1つを言います。

プライバシーサンドボックスはオープンイニシアチブであるため、FLEDGEがどんなものなのかは、以下のGitHubページで公開されています。

turtledove/FLEDGE.md at master · WICG/turtledove · GitHub
https://github.com/WICG/turtledove/blob/master/FLEDGE.md

FLEDGEはプライバシーサンドボックスで議論されてきたTURTLEDOVEという概念の初期のプロトタイプです。TURTLEDOVEはインターネットユーザーの興味・関心といった情報をブラウザに保存し、広告主がそれを利用可能にする仕組みですが、「Google Chromeへの依存が増す」と懸念されています。

そこでFLEDGEは、ブラウザに保存されたユーザー情報と、外部の「信頼されたサーバー」から送られるメタデータに基づいて、ブラウザ上で広告枠のオークションを行えるようにすることを検討しています。

なお、Google Chromeは2021年中にFLEDGEのテストを行う予定だとしています。

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TURTLEDOVEとは何ですか?

TURTLEDOVEとは、Googleが提案するCookieに変わる広告の仕組み・プライバシーサンドボックスの中で議論されているAPIの1つを言います。

プライバシーサンドボックスはオープンイニシアチブであるため、TURTLEDOVEがどんなものなのかは、以下のGitHubページで公開されています。

GitHub – WICG/turtledove: TURTLEDOVE
https://github.com/WICG/turtledove

サードパーティーCookieを使った既存の広告システムでは、ユーザーの興味・関心となる情報を広告主側が持つことになりますが、TURTLEDOVEではブラウザで情報が保存されることになります。これにより広告主はユーザーの興味・関心に基づいて広告表示の対象を絞ることができる一方で、興味・関心の情報を「ユーザーの訪れたウェブサイト」など他の情報と組み合わせることができなくなるとのこと。また、ユーザーが訪れたウェブサイトあるいはウェブサイトが利用するアドネットワークは、来訪者の興味・関心を知ることができなくなります。

ただし、TURTLEDOVEは「ブラウザに情報を置く」という性質から、Googleの開発するブラウザであるChromeへの依存が大きくなり、これまで以上にGoogleが広告市場を独占する恐れがあると懸念されています。

このような懸念から、TURTLEDOVEにGoogle以外のサーバーを関与させた「FLEDGE」というAPIも新たに考案されています。

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FLoCとは何ですか?

FLoCとは、Googleが提案するCookieに変わる広告の仕組み・プライバシーサンドボックスの中で議論されているAPIの1つを言います。

プライバシーサンドボックスはオープンイニシアチブであるため、FLoCがどんなものなのかは、以下のGitHubページで公開されています。

GitHub – WICG/floc: FLoC
https://github.com/WICG/floc/pulse

FLoCはFederated Learning of Cohorts(連合学習のコホート)の略語であり、機械学習アルゴリズムを使用してウェブサイトを訪れたユーザーのデータを分析し、何千人ものユーザーからなるコホートを作成するというもの。個人の興味・関心を追跡する行為はプライバシー侵害の観点から懸念されますが、FLoCでは個人ではなくコホートの行動を観察するため、プライバシー侵害につながらないと考えられています。

一般的に、広告は以下の3つの情報を組み合わせて表示されますが、FLoCは(2)におけるターゲティングのために利用されるもの。

(1)ファーストパーティーCookieおよびコンテンツの情報
(2)何に興味を持つ人が広告を見るかといった一般的な情報
(3)ユーザーの取った特定の行動

なお、(3)については、TURTLEDOVEあるいはFLEDGEといった方法で実施可能であると考えられています。

Google Chrome 89のベータ版ではFLoCの機能搭載が確認されており、Google Chrome 89の正式リリースに伴いテストがスタートするとみられています。

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プライバシーサンドボックスとは何ですか?

プライバシーサンドボックスは、Googleが提案する、Cookieを利用したデジタル広告に代わる新しい広告の仕組みのことを言います。

Googleが提案を行ったのは2019年8月のことで、Google ChromeでサードパーティーCookieのサポートが廃止される2022年には、その内容が固まると考えられています。

これまでにプライバシーサンドボックスでは、以下のように内容が議論されています。

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2021年2月時点では「FLoc」という仕組みが有力だといわれており、Google Chromeベータ版での機能搭載が確認されています

一方で、Googleがブラウザを中心とした新しい広告の仕組みを作ることで、デジタル広告市場がさらにGoogleに独占されてしまうのではないかという懸念も高まっています。

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広告在庫とは何ですか?

広告在庫は「広告インベントリ」という言葉でも表現されます。広告在庫は、デジタルプラットフォームにおいて、広告主・マーケターが広告に利用できるスペース(広告枠)の在庫について指すことが一般的です。

例えば以下のウェブサイトでは、赤色に塗りつぶしているのが広告枠です。一般的にはバナー広告が表示されます。

広告在庫の価値は基本的にウェブページのインプレッションにページ上の平均広告数をかけて計算します。このため、ウェブサイトのインプレッションが大きいほど在庫数が大きくなります。

広告運用で収益を上げるためには、できるだけ在庫に余りを出さずに広告枠を販売することが必要です。

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広告枠とは何ですか?

広告枠とは、テレビ・ラジオ・インターネットといったメディアにおいて、広告を配信する場所を意味します。インターネット広告においては、ウェブサイトやアプリにおける広告表示スペースを主に意味し、メディアと広告主によって広告枠は売買されます。

例えば、以下のウェブサイトにおいて、赤色の部分が広告枠にあたります。

Googleは「一般的に使用される『広告枠』の意味」として、以下のように述べています。

広告枠の概要 – Google アド マネージャー ヘルプ
https://support.google.com/admanager/answer/10064557?hl=ja

通常、広告枠という用語は、他のアド マネージャー ユーザーやデジタル広告業界の間ではより広い意味で使用されます。多くの場合、広告枠にはウェブサイトやアプリの広告スペースだけではなく、ターゲティングの意味も含まれます。

これは、プログラマティック広告における広告枠の販売には、広告表示の場所や対象者を指定できるターゲティングの販売も含まれるためです。

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ネイティブ広告とは何ですか?

ネイティブ広告は、プラットフォームの通常コンテンツと一致する形、あるいは違和感のない状態で表示される広告のことを言います。

ネイティブ広告という言葉は2011年に実業家のフレッド・ウィルソン氏が初めて使ったと言われていますが、概念自体は18世紀から存在し、インターネット登場前の雑誌・ラジオ・テレビなどにも存在しました。

21世紀になりインターネットが出現し、情報がウェブサイトやメディアという形で細分化されると、ブランドはメディアを通じてターゲット顧客に照準を合わせて広告を表示することが可能になり、ネイティブ広告の人気が高まりました。

デジタルプラットフォームにおけるネイティブ広告について、オンライン広告における技術的標準規格を策定するInteractive Advertising Bureau(IAB)は「ページのコンテンツと密着し、デザインが同化され、ウェブページを見ている人が『サイトの一部だ』と感じるようにプラットフォームと一貫性を持たせた有料コンテンツ」としています。2000年代のアメリカでは、BuzzFeed・Mashable・Forbesといったニュースメディアがこのようなネイティブ広告を多く取り入れた戦略を実施し、大きく成長を遂げたとされています。

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興味関心連動型広告とは何ですか?

もともとインターネット上で表示される広告は、ウェブサイトに表示されている「コンテンツ」に関連性が高いものを表示する「コンテンツ連動型」という形で表示されていました。2000年にスタートしたGoogleのAdSenseもコンテンツ連動型広告として始まったものですが、その後、「ユーザーの商業的な欲求」はウェブサイトに表示されるコンテンツよりも、ユーザーの検索結果との方が関連性が高いことが判明します。このようなデータから、ウェブサイトのコンテンツそのもののよりも、検索履歴のような「ユーザーの行動」から興味・関心を分析して、広告を表示させることの人気が高まります。

2008年、Yahoo!がユーザーが閲覧しているページの内容のほか、過去の閲覧履歴や検索履歴といった要素から、ユーザーの興味・関心を分析して広告を配信するインタレストマッチを開始しました。これが興味関心連動型広告の先駆けといわれています。これに続き、2010年にはGoogleがAdSenseに検索履歴を使用することを発表しました。

上記のように、コンテンツ連動型広告に、ユーザーの興味・関心の分析(ターゲティング)を加えたものを、興味関心連動型広告と呼びます。

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オプトアウトとは何ですか?

オプトアウト(Opt out)は何かを「行わない」ことを選択することを指す言葉です。対義語にオプトイン(Opt in)があり、これは何かを「行う」ことを選択するものとなっています。

オプトアウトやオプトインという言葉は広告やマーケティングにおいてよく使われます。例えば、インターネット上で広告を表示することに関して、ユーザーがオプトインで選択する場合、「広告を表示する」と選択することになりますが、オプトアウトの場合、「広告を表示しない」ことを選択することになります。

オプトアウトの形式を取る広告は、選択を行わない多くの人に表示されるため、基本的に「広告を表示したい側」に有利に働きます。一方でオプトインだとユーザーの許可がない限り広告が表示されないため、広告を表示したい側にとっては不利となります。

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リターゲティングとは何ですか?

リターゲティングはある「ウェブサイトAを訪れたユーザー」が、ウェブサイトAを離れて別のウェブサイトを見ている時に、ウェブサイトAやウェブサイトAの製品の広告を表示するような手法をいいます。

リターゲティングは主に広告配信業者が発行する短いJavaScriptタグをウェブサイトに埋め込むことで行います。JavaScriptはウェブサイトを訪れたユーザーにCookieを渡し、そのCookieを有するユーザーがインターネット上で他のウェブサイトを見ると、Cookieが引き金となって訪れたウェブサイトに関する広告が表示されます。このとき、表示される広告はウェブページのコンテンツと関連がなく、あくまで広告は「閲覧履歴」という、ユーザーの興味・関心を示す指標に紐付きます。

リターゲティングは、ユーザーの行動から興味・関心を分析して「ターゲット」を定めるターゲティング広告の1種で、ウェブサイトに訪問歴のある人=すでにウェブサイトやその製品に興味を持っている人に広告表示を集中させるため、非常に効果が高いものとされています。リターゲティングによってユーザーは忘れていた情報を思い出し、再び広告表示されたウェブサイトに向かう可能性が高く、結果、ウェブサイトの売り上げに結び付きやすいと考えられています。

なお、広告配信業者によっては、リターゲティング対象とするユーザーを「ウェブサイトを訪れた人」のほか、「商品ページを見た人」「カートに商品を入れた人」など細かく分類でき、リターゲティングを行うタイミングを最適化することも可能です。

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