APIは「Application Programming Interface(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)」の略であり、2つのアプリケーションが相互に通信を行えるようにする、ソフトウェアを仲介するものを意味します。
APIは1つのソフトウェアが別のソフトウェアの情報や機能にアクセスするために利用される「窓口」のようなもの。APIによってソフトウェア開発が簡素化・高速化することに加え、セキュリティの向上にもなります。たとえば、Googleカレンダーを公式アプリ以外から利用できるようにするのも、APIです。
APIは扱われ方によって以下3タイプに分けられます。
・プライベートAPI
組織内でのみ公開・共有されているAPI。
・パートナーAPI
契約を結んでいるビジネスパートナーの間で共有されているAPI。
・パブリックAPI
開発者向けAPIと呼ばれ、一般公開されているため、サードパーティーの開発者であれば誰でも利用可能。
また、ユースケースによって以下4タイプにも分けられます。
・ウェブAPI
最も一般的なAPIのタイプ。ウェブベースのシステム同士でデータや情報を転送するAPI。
・データベースAPI
アプリケーションとデータベース管理システムの間で通信が行われるAPI。
・オペレーションシステムAPI
アプリケーションがどのようにリソースやOSのサービスを利用するかを定義するAPIグループ。Windows APIやLinux APIのように、全てのOSはこのAPIグループを持ちます。
・リモートAPI
リモートAPIは異なるマシン同士で実行されるアプリケーションの相互作用の標準を定める言葉。あるソフトウェアが、要求を送るコンピューターの外にあるリソースにアクセスする場合などは、リモートAPIとなります。
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