ウェブサイトにおいて直帰率とは、ユーザーが「直帰」と呼ばれる行動を取った割合のことです。
直帰とは、ユーザーがウェブサイトを訪れた時に、最初に開いたページを読み、ウェブサイト上の別のページを開かず、そのまま離脱してしまう行動をいいます。例えばユーザーがTwitter投稿に含まれるURLをクリックし、ページを開いて内容を読んだ後、そのままページを閉じる行動が直帰です。ユーザーが直帰した場合、1セッションで1PVとなります。
Googleアナリティクスの場合、「行動」→「概要」から直帰率が確認できます。

直帰率に似た言葉に「離脱率」があり、Googleはこの違いを以下のように説明しています。
離脱率と直帰率の違い – アナリティクス ヘルプ
https://support.google.com/analytics/answer/2525491
離脱率は、個々のページのすべてのページビューで、そのページがセッションの最後のページになった割合を示します。
直帰率は、そのページから始まったすべてのセッションで、そのページがセッションに存在する唯一のページだった割合を示します。
ページの直帰率は、そのページで始まったセッションだけが計算の対象になります。
つまり、「直帰」はユーザーがその1ページしか見ずに離脱することで、「離脱」はユーザーが見たページがどれくらいあるかに関係なく離脱そのものを指す言葉を意味します。離脱という行動の1つに直帰が含まれるわけです。
直帰率を下げるということはすなわち、ユーザーにウェブサイト上のページを次から次にみてもらうということ。製品を販売するウェブサイトの場合、ユーザーが製品ページを開くだけでなく、実際に「購入する」ボタンを押してもらうなどしてアクションを続けてもらう必要があります。このため直帰率を下げる工夫が必要です。
直帰率を下げる方法は以下の記事から確認できます。
ウェブサイトの直帰率を下げてコンバージョンを上げるために確認することまとめ – GIGAZINE
