ウェブ広告やデジタルマーケティングにおけるインプレッションは、「広告が表示された回数」を意味します。
似た言葉にページビュー(PV)やリーチがありますが、インプレッションとこれらの言葉が指すことの意味は異なります。
ページビューはウェブページが閲覧された回数を意味し、リーチは広告が到達した人数を意味します。
1つのウェブサイトやウェブページに複数の広告を掲載することが可能であるため、インプレションは「広告掲載数×ページビュー」で求められることになります。
また、複数のメディアに広告が掲載されていたとしても、同じユーザーが閲覧することがあるため、インプレッションの高さとリーチ数が単純に比例するわけではない点に注意が必要です。
またインプレッションは広告の効果を測定する1つの指標として使われますが、「インプレッションは多いもののコンバージョンに結びつかず広告の効果が乏しい」というケースもあります。
このような場合、メディア自体は多くの人の目に止まるものの、広告のターゲット層とメディアの主要なユーザー層にずれが生じていることが考えられます。