興味関心連動型広告とは何ですか?

もともとインターネット上で表示される広告は、ウェブサイトに表示されている「コンテンツ」に関連性が高いものを表示する「コンテンツ連動型」という形で表示されていました。2000年にスタートしたGoogleのAdSenseもコンテンツ連動型広告として始まったものですが、その後、「ユーザーの商業的な欲求」はウェブサイトに表示されるコンテンツよりも、ユーザーの検索結果との方が関連性が高いことが判明します。このようなデータから、ウェブサイトのコンテンツそのもののよりも、検索履歴のような「ユーザーの行動」から興味・関心を分析して、広告を表示させることの人気が高まります。

2008年、Yahoo!がユーザーが閲覧しているページの内容のほか、過去の閲覧履歴や検索履歴といった要素から、ユーザーの興味・関心を分析して広告を配信するインタレストマッチを開始しました。これが興味関心連動型広告の先駆けといわれています。これに続き、2010年にはGoogleがAdSenseに検索履歴を使用することを発表しました。

上記のように、コンテンツ連動型広告に、ユーザーの興味・関心の分析(ターゲティング)を加えたものを、興味関心連動型広告と呼びます。

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