インターネットにおいて「セッション」とは、2つのコンピューターの間で行われた一時的な通信のことを言います。
つまり、あるユーザーがパソコンやスマートフォンを使って特定のウェブサイトを訪れた時、その訪問で行った閲覧やクリック、ページ移動といった一連の操作を「1セッション」という単位でくくります。1つの訪問で行われた操作がまとめて「1セッション」となるので、セッション数は「訪問数」とも呼ばれます。
セッション数と似た言葉に「ページビュー数」がありますが、1つのセッションはユーザーがウェブサイトを訪問した時の複数のページビュー、イベント、eコマースのやりとりなど、全ての動作を含みます。
また基本的に1つのセッションは「ユーザーが最後に操作してから30分」で途切れます。このため、朝に1回ウェブサイトを訪問し3つのページを閲覧した後、夜に同じウェブサイトを訪問し4つのページを閲覧した時のセッション数は「2」となります。
Googleは1つのセッションの終了を以下のように定義しています。
アナリティクスでのウェブ セッションの算出方法 – アナリティクス ヘルプ https://support.google.com/analytics/answer/2731565
時間による期限切れ:
・操作が行われない状態で 30 分経過後
・午前 0 時
キャンペーンの切り替わり:
・キャンペーン経由でサイトにアクセスして離脱した後、別のキャンペーン経由でサイトに戻ってきた場合。
Googleアナリティクスの場合、ウェブサイトのセッション数はホーム画面で確認できます。

セッション数はデジタルマーケティングにおいて、ウェブサイトやウェブページの人気度を測る1つの指標として用いられます。
セッション数と似た言葉である「ページビュー数」についてはここから、
同様に似た言葉である「ユニークユーザー数」についてはここから確認できます。