Facebookのニュースフィードで広告主が「避けたい話題」を指定可能に

Facebookの広告ネットワークは自動化されているため、時にブランドイメージに反するコンテンツの横に広告が表示されてしまうことがあります。しかし、Facebookは新たに、ニュースフィード上に表示される広告において、広告を出稿する側が「避けたい話題」を指定できるようにするツールを開発中であると発表しました。

Facebook To Test Controls to Exclude Topics in News Feed Ads | Facebook for Business
https://www.facebook.com/business/news/testing-topic-exclusion-controls-for-advertisers

Facebook developing a tool to help advertisers avoid bad news – Axios
https://www.axios.com/facebook-helps-advertisers-avoid-bad-news-d553ed5b-4c9c-450c-83c0-24a57767c116.html

Facebook上に掲載される広告はアドネットワークを通じて自動入札される仕組みであるため、時に広告が質の悪いコンテンツや、ブランドイメージに反するコンテンツの隣に表示されることがあります。

このような事態を避けるために、Facebookは新たに、広告主が「避けたい話題」を選択できるツールを開発しているとのこと。たとえば、「新しく始まる犯罪番組」に関連するコンテンツを避けたいと考えるオモチャ販売会社は、事前に「犯罪と悲劇」を避ける話題として選択可能。これにより、「犯罪と悲劇」に該当するコンテンツの近くにオモチャの広告が表示されないようになります。

Facebookは記事作成時点で、避けることができる話題に「ニュースと政治」「社会問題」「犯罪と悲劇」の3種類を用意する考えですが、今後行っていくテストの中で広告主の声を聞き、リクエストを反映する予定としています。

FacebookはGlobal Alliance for Responsible Media(責任あるメディアに向けた世界同盟/GARM)に参加しており、上記の変更はGARMの推奨事項に対処するもの。Facebookのグローバルビジネスグループ担当副社長を務めるキャロリン・エバーソン氏は「広告主が、自分たちの広告の隣にあるコンテンツを制御するための話題除外ツールを手に入れることは、私たちにとって、そしてGARMを通じて私たちが業界にコミットするために非常に重要な仕事です」とコメントしました。

一方で、過去に広告主が「広告を掲載したくないウェブサイト」や「避けたいワード」を指定できる「ブラックリスト」機能があった時には、ブロックがうまく機能しなかったり、手違いで質の高いニュースサイトが広告収入を絶たれたりする事態が発生しました。この点について海外メディアのAxiosは「新しいフィルターはキーワード指定の広範なブラックリストよりも精密なものを目指しているようです」と見解を述べています。

なお、ツールの開発やニュースフィードでのテストおよび学習には1年かかるとみられています。

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