ネイティブ広告は、プラットフォームの通常コンテンツと一致する形、あるいは違和感のない状態で表示される広告のことを言います。
ネイティブ広告という言葉は2011年に実業家のフレッド・ウィルソン氏が初めて使ったと言われていますが、概念自体は18世紀から存在し、インターネット登場前の雑誌・ラジオ・テレビなどにも存在しました。
21世紀になりインターネットが出現し、情報がウェブサイトやメディアという形で細分化されると、ブランドはメディアを通じてターゲット顧客に照準を合わせて広告を表示することが可能になり、ネイティブ広告の人気が高まりました。
デジタルプラットフォームにおけるネイティブ広告について、オンライン広告における技術的標準規格を策定するInteractive Advertising Bureau(IAB)は「ページのコンテンツと密着し、デザインが同化され、ウェブページを見ている人が『サイトの一部だ』と感じるようにプラットフォームと一貫性を持たせた有料コンテンツ」としています。2000年代のアメリカでは、BuzzFeed・Mashable・Forbesといったニュースメディアがこのようなネイティブ広告を多く取り入れた戦略を実施し、大きく成長を遂げたとされています。
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